

【製品概要】
24時間胃食道内pH&インピーダンス測定装置「スレウス・ゼファー」は、世界でトップシェアを誇る検査機器です。
これまでの胃食道pH測定にインピーダンス測定機能を加えることで胃食道逆流症を、より詳しく評価できるようになりました。
【特徴】
・手のひらに収まるコンパクトなボディー
・24時間オートストップ機能
・センサー脱落アラーム機能
・カテーテルが抜けたときにアラームでお知らせ
・食事、就寝イベントに加え3つのイベントをカスタマイズすることが可能
・pH&インピーダンス測定だけでなく、pH測定にも使用可能
【解析項目】
・酸、非酸逆流時インピーダンス相関
・酸、非酸逆流別回数表示
・逆流発生時の伝播波形表示
・世界的に標準化されたDeMesterスコア解析
【カテーテル】

・全製品ディスポーザブルセンサー
・多種多様なラインナップで乳幼児から成人まで様々な検査が可能
・pH+インピーダンス コンフォーテックMII/pHシングルカテーテル(直径φ2.13)
製品番号 | pH ch/極間 cm | MII(インピーダンス)ch |
ZPN-BG-07 | 2ch/12cm | 6ch |
ZAN-BG-44 | 2ch/15cm | 6ch |
ZPN-BG-57 | 2ch/7cm | 6ch |
ZIN-BS-51 | 1ch/-cm | 6ch |
・pHのみ コンフォーテックプラスpHカテーテル (直径φ2.13)
製品番号 | pH ch | 極間 cm | LESポート |
PHNS | 1ch | ー | ー |
PHN5 | 2ch | 5cm | ー |
PHN15 | 2ch | 15cm | ー |
PHN10 | 2ch | 10cm | ー |
【緩衝液】

ph7 | D82-3152 |
ph4 | D82-3151 |
ph1 | D82-3103 |
【pH&インピーダンス測定の意義】
逆流症患者のpHモニタリング検査を行う際、pH測定、もしくはインピーダンスとpHを同時に測定するという選択は、適切な評価を得るという点において重要なことです。
たとえば咳、胸焼け、逆流や胸の痛みなどの症状がありPPIを服用している患者では、pH
モニタリングのみの検査では診断が非常に困難です。
Dr.Sifrimらのコンセンサス調査からの報告※では、PPI抵抗性GERD、内視鏡陰性の患者はインピーダンスとpHを同時に測定することが有用で、pHのみの検査では非酸性逆流症の患者の35%を見逃してしまい検査の精度は71%以下であるが、インピーダンスとpHを同時に測定した際には精度が90%近くに上がるとしています。
※参照
Sifrim D,Castell D,Dent J,et al
Gastroesophageal reflux monitoring:
Review and consensus report on detection and definitions of acid,non-acid,and gas reflux.
Gut 2004;53:1024-31.